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2008年08月30日

ミュンヘン



2006年2月 公開

監督 スティーヴン・スピルバーグ
出演 エリック・バナ ダニエル・クレイグ キアラン・ハインズ

 テロリストには屈しないという大義名分で報復する国家。そのために秘密工作員が動員される。彼らと言えども一般の人間と同じ心を持つ。最初は任務として割り切っていても報復と言う名の殺人を犯すにつれ精神的に疲弊していく。いくら国家のためとはいえ、人を殺すことには抵抗がある。その上、報復が成功すればするほど今度は自分たちが報復の対象となることになる。その心の葛藤を描いた作品である。

 時は1972年のミュンヘン五輪。五輪開催中に武装したテロリスト集団「黒い九月」と名乗るパレスチナ人たちが11人のイスラエル選手を人質にとる。最終的に11人の人質は全員死亡する悲劇が起きた。これを受けてイスラエル政府は犠牲者数と同じ11人のパレスチナ幹部の暗殺を決定する。諜報機関のモサドで活躍する5人の精鋭部隊を組織する。チームのリーダーとなったアヴナー(E・バナ)は、車両、後処理専門、爆弾製造、文書偽造、それぞれのスペシャリストを仲間に、ヨーロッパ中にいるターゲットを確実に仕留めるため冷酷な任務の遂行にあたることになるのだが……。

 過去を通して現代社会を鑑みることによりこの作品が持つメッセージが明確になってくる。テロとの闘いは永きに渡り行われてきた。その度に、テロには屈しないという態度のもと、報復合戦が行われてきた。結果、今でもテロとの闘いは続いている。この不毛な争いの中で何が産まれたのか。何もない。あるとすれば、憎しみの連鎖だけである。

 劇中の時代背景には東西冷戦が暗い影を落としている。KGBやCIAといった諜報機関が暗躍している時代。そこには何があったのだろうか。要人の暗殺などといった汚れ仕事もあったかもしれない。その後、世界は東西冷戦の終わりを知ることとなる。ベルリンの壁が取り払われ、ソ連も崩壊し、一見、平和が訪れたかのように思われる。しかし、現実は違った。独立を叫ぶものたちや世界の警察を自負するアメリカに対してテロは続いている。9.11の同時多発テロの行く末を見れば、テロとの闘いは未だ終わっていないことが判る。

 この作品が秀逸なのは、そんなテロとの闘いがいかに不毛かを描いている点である。誰かを始末すれば、その後釜が出てくる。終わりの見えない闘いである。最初は報復として要人を暗殺してきた5人のメンバーたち。報復が成功することにより、自分たちの身を危険にさらすことになるとは夢にも思わなかっただろう。一人、また一人とメンバーが暗殺されていくうちに、リーダーであるアヴィは恐怖を覚える。愛する祖国と家族のため任務を引受けたのだが、いつの間にか彼の心には猜疑心が首をもたげるようになる。これは報復と言う名の殺人ではないかと。自分の身や家族までも危険にさらしている状況にジレンマを覚える。その心の葛藤を見事に描写しているのである。

 歴史は繰り返されるというメッセージをこの作品を通して垣間見ルコとが出来る。現在も続くテロリストたちとの不毛な世界。真の平和は訪れないかもしれないという暗示なのかもしれない。一見の価値有りです。

オススメ度 ★★★★★ 歴史は繰り返される

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2008年08月15日

マイアミ・バイス



2006年9月公開

監督 マイケル・マン
出演 コリン・ファレル ジェイミー・フォックス コン・リー

 スタイリッシュでクールな「マイアミ・バイス」1980年代に人気を博したTVシリーズを、マイケル・マン監督がリメイクした作品。「マイアミ・バイス」と言えばドン・ジョンソンのイメージが強すぎるが、この作品はそれらを越えて出来上がった別の作品として捉えた方がTVシリーズのファンにとってはいいだろう。

 あらすじ自体はそれほど複雑でもなく、おとり捜査の危険性を充分に伝えることに成功している。マイアミ警察が使っていた情報屋が衝撃的な死を遂げた。その上FBIの潜入捜査官2人もおとり捜査の現場で殺害される。なんとおとり捜査の情報が犯罪組織に流失している。ことを重く見たFBIは状況を打開すべく、マイアミ警察に協力を依頼する。それは麻薬ディーラーとして密輸組織に接触して情報漏れのルートを見つけ出すという作戦であった。孤立無援の特別任務であり、無事に生還出来るのは限りなくゼロに近い。そんな危険な捜査を二人の刑事に託される。特捜課のクロケット(K・ファレル)とタブス(J・フォックス)。さっそく犯罪組織への接触を図ろうと行動を開始するのだが……。

 とにかく、クールでスタイリッシュな物語の展開には舌を巻く。現実のおとり捜査はそこまで派手ではないだろう。ただ、それを忘れさせてくれるかのように、物語はテンポよく進んでいく。自らの危険を顧みず組織犯罪撲滅のために命を張るということは見た目以上に格好が良い。とにかく、理屈は抜きにして楽しめる作品となっている。オススメです。

オススメ度 ★★★☆☆ クールでスタイリッシュな映像美を堪能して下さい

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2006年12月09日

ミリオンダラー・ベイビー



2005年

監督 クリント・イーストウッド
出演 クリント・イーストウッド ヒラリー・スワング モーガン・フリーマン

 成功と挫折。それは一見反対のような事柄のように思われるが実は表裏一体である。どれだけの人々が各々に想い描いている成功を夢見て物事に挑戦しているだろう。成功する者もいれば、道半ばで夢をあきらめ挫折を味わい、その後の人生を味気なく過ごす者もいるだろう。あるいは、成功するまで挑戦していく者もいるだろう。どの道を選ぶのかは、その人次第といったところだろう。

 この映画の主人公であるマギーは、30歳を過ぎていながらもプロボクサーになることをあきらめずにいる。そんな彼女の内心は自分の人生を変えるにはボクシングしかないという揺るぎない想いだけである。フランキーにトレーナーを頼むも、女性ボクサーは見ないと取りつく島もない。ただ、マギーは諦めずにフランキーのジムに通い続ける。ひとりで黙々と練習を続けるマギーを見続けたスクラップ。彼は彼女の素質や根性を見抜く。そこで彼は、フランキーにマギーのトレーナーになるよう進言する。しかも、マギー自身の強い意志に負け、フランキーはマギーのトレーナーとなる。そこからの彼女は破竹の勢いで試合に出れば連戦連勝。圧倒的な強さを見せつけるのである。順調に勝ち続けていくマギー。しかし、彼女が輝きをはなてばはなつほど、ひっそりと彼女に影が忍び寄っていくのである。

 最初の影は、ファイトマネーを貯めて母親のために家をプレゼントしたのに、あろうことか、母親は感謝の念もなく生活保護が打ち切られることを怖れ、罵倒するのである。そんな複雑ともいえるマギーの家庭環境。ただ、そんな罵倒する母親に対しても、マギーは健気に送金の額を増やすからというセリフを言うのである。その後も、マギーはボクシングに打ち込み、ついに世界チャンピオンと対戦することとなる。試合当日、チャンピオンに臆することなく果敢に攻め続けるマギー。試合は押しているかのようにみえたが、3R終了後に悲劇が訪れる。ゴング直後、マギーが気を抜いたときに相手の卑劣なパンチが入り脊椎を損傷してしまう。

 前半は徹底的にマギーの成功を描き続けることによって、絶望的な後半への展開の伏線となっていることを見ている我々は知ることとなる。

 マギーは、頸椎損傷のために自発呼吸が出来ずに四肢が麻痺といった状態に陥る。人生やスポーツにはif(もし)はない。「もし、あの時気をつけていれば…」といった後悔の念はマギーに残る。というのも、フランキーにくどいほど「どんなときも、自分の身を守れ」と言われていたからである。しかし、そんな状態になってもフランキーはマギーをやさしく見守る。というもの、マギーの家庭環境も不遇だが、フランキーも娘との関係は断絶関係となっている。毎週、手紙を書き送り続けるも、無情にも差出人に返送といったスタンプを押され返ってくる。フランキーはいつの間にかマギーを娘として見ていたのである。マギーもフランキーに父親の姿を見ていたのであった。何とか、生きる希望を見いだせるようにフランキーはマギーに色々と語りかける。

 だが、現実は残酷である。四肢の麻痺によって寝返りさえうてないため、床ずれがひどくなる。しかも、面倒を見てくれると思っていた家族が、マギーをすでに死者として扱い、マギーの財産の保全をはかろうとし、弁護士とともにやってくる。四肢の麻痺によってサインさえ出来ないマギーに対して、口にペンをはさんでサインさせれば良いのよと、冷たい仕打ちを受ける。それでも、かすかな希望を母親に見いだそうと試合の感想を聞くが、何の優しい言葉もかけることなく「お前は負けたんだよ。」と残酷なひと言が彼女を打ちのめす。

 家族との絆もなくなってしまい、さらに追い討ちをかけるかのように、左足が壊死し切断することになる。マギーには生きる希望すら見失う。唯一信頼をおいているフランキーに「尊厳死」を望む。もはや、彼女に残された希望は、観客の声援が聞こえているうちに死ぬことである。フランキーは断るが、彼女の意思は固かったのである。ある夜中、彼女は自分で解決をはかろうと、自身の舌を噛み切って自殺未遂を2回はかるのである。フランキーはマギーの意思の強さを誰よりも理解しているので苦悩する。信心深いフランキーは牧師に相談する。「彼女を生かすことは、殺すことと同じ」、「彼女が救いを求めているのは神ではなく、私なのだ」。このセリフが僕の心を掴んで離さないのである。

 この作品では、「尊厳死」「家庭環境」といった現代社会が抱えている問題を真正面から捉えた作品といえる。この映画の結末について受け入れるか、否かはさほど大きな意味を占めないと考える。それは、人それぞれ育った環境も考え方も違うのだから結末については賛否両論あるだろう。先ほども述べたように、「尊厳死」「家庭環境」といった社会問題を今、もう一度考え直さなければいけない時代になっているからである。今の日本では「尊厳死」という概念はあまりにも薄いのである。ただ、いつまでもこの問題に対して逃げられないのである。高齢化社会に向かっていっている現代。真正面から議論されなければならないと、考えているのである。その上、「家庭環境」についても、同様である。というのも昨今、親が子を殺し、子が親を殺すといったニュースが後を絶たなくなっている。何という時代なんだろう……。

 今一度、この作品を通して訴えかけている問題提起を真摯に受け止めなければならない時代になっている。しかも、現実は映画よりも残酷であるということを忘れてはならない。

オススメ度 ★★★★★ あなたならどう決断しますか?

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2005年12月13日

ミッション:インポッシブル



1996年

監督 ブライアン・デ・パルマ
出演 トム・クルーズ(イーサン・ハント)
   ジョン・ヴォイド(ジム・フェルブス)
   ヘンリー・ツェーニー(キトリッジ)

〜盗まれたCIA情報員のリスト“NOC”を取り戻すため、プラハの大使館員と情報の買い手を捕らえるため、スパイ組織IMFのリーダーのジム(J・ヴォイド)の元に指令が入った。
ジムと共にイーサン(T・クルーズ)らIMFのメンバーが現地入りし作戦を開始するも、敵側に情報が筒抜けで、チームは壊滅状態に・・・。
メンバーの中で助かったのは、イーサンとジムの妻クレア(エマニュエル・ベアール)のみ。
しかも、イーサンはCIAから裏切り者とみられ、追われる身となる。
果たして、イーサンは疑いを晴らすことができ、裏切り者を突き止めることが出来るのか?〜

この映画は、TVドラマ「スパイ大作戦」を元に、トム・クルーズが製作・主演した作品である。

見所は、現実には出来ないことを、いとも簡単にやってのけてしまうという、非現実感を味わうことで、「そんなの出来っこない」とか「あり得ない」という数々の場面や設定を、いかに単純に喜んだり、驚いたり出来るかが大切です。

例えば、スパイが使用する小道具の数々、非現実的な作戦や行動、どれをとっても、スパイ物の作品には欠かせなく、物語の展開が少々ハチャメチャで論理的に破綻してても、娯楽作品として楽しまなければ、冷静に観てしまったり、ツッコンでしまえば、たちどころに、つまらなくなってしまうので、素直な気持ちでみましょう。

この作品でも、ストーリー展開はやや強引ではありますが、それ以上にスパイ・アクションを楽しむという点では、面白い作品となっています。

あと、ラロ・シフリン作曲のあのテーマソングを聴くだけで、ワクワクしてくるのは私だけでしょうか?

オススメ度 ★★★☆☆ 尚、この記事を読み終えると・・・

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2005年12月05日

Mr.&Mrs. スミス



2005年 12月公開

監督 タグ・リーマン
出演 ブラッド・ピット(ジョン・スミス)
   アンジェリーナ・ジョリー(ジェーン・スミス)

〜南米の首都ボゴタで運命的な出会いをしたジョン(B・ピット)とジェーン(A・ジョリー)。
帰国後、周囲の反対を押し切り結婚する二人だが、お互いの素性をよく知らないまま・・・。
実は、この二人、凄腕の暗殺者であり、しかも所属している組織はそれぞれ違い、ライバル関係にあった。
それから5〜6年後、郊外に一軒屋を建て傍目には幸せな結婚生活を送っているように見えるのだが、実際は、お互いに素性を隠したまま仕事を続け、すれ違いの日々が続き、倦怠期を迎えていたのであった。
そんなある日、ジョンとジェーンのそれぞれの元にある任務が届き、現地へと向かうのだが、その任務とは、偶然にも同じ人物を抹殺することだった!
その任務がきっかけとなり、お互いが裏の顔を知ることなり・・・〜

この映画は、公開前から、私生活でも話題となっている、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー主演の作品である。

公開中なので、お気に入りのシーンをひとつだけ挙げることにしますね。

そのシーンとは、ニアミスをすることによって、お互いに裏の顔の存在を疑い始め、ジョンとジェーンが夕食をともにする際、お互いの出方を伺いながら、何とも言えない緊張感が二人の間に流れ、ジョンがジェーンにワインを注ぎ終わり、そのワインボトルをワザと落とし、ジェーンがとっさに受け止め・・・。

このシーンがきっかけとなり、物語が一気に展開していくのでお楽しみに!

個人的には、公開前の予告編に魅了され、公開日がくるのを待ち望んでいた作品でした。昨日、期待に胸を膨らませながら、映画館へと足を運びました。

いざ、上映が開始され、物語が進んでいくのだが、あまりにも期待を持ちすぎたせいか、物足りなさを感じながら、最後の盛り上がりを期待したのも束の間、気がつけばエンドロールで、「えっ、もう終わり?」というような感じで終わってしまいました。

ただ、誤解の無いようにいえば、盛り上がりに欠けるのではなく、銃撃戦や格闘シーンなどは十分に迫力はあるし、ブラッド・ピットやアンジェリーナ・ジョリーの魅力は十分に伝わってくるいい作品なのである。

それに、この映画においては、ブラッド・ピットよりアンジェリーナ・ジョリーがとにかくクールで格好いいので、その辺りも要チェックです。

派手なアクション・シーンが予告編で流されており、ついついアクション映画として捉えてしまうのだが、基本にあるのは、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーのラブコメ作品です。派手なアクション・シーンは、いわば添え物てきな存在なので、ここの所を私のように、取り違えてしまうと、この映画の魅力が半減してしまうのでご注意を!

ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの掛け合いを十分に楽しんでください。

豆知識として、パンフレットによると、当初ジェーンの役は、ニコール・キッドマンに決定してたそうですが、ニコール主演の「ステップフォード・ワイフ」の撮影が大幅に延長したため、降板を申し出たそうです。
もし、ニコールがジェーンを演じていたら、また、映画の雰囲気も変わったんでしょうね。

一番、最近のニュースでは、アンジェリーナ・ジョリーの養子を、ブラッド・ピットも自分の養子として縁組み出来るように法的手続きを開始しており結婚目前という報道もされており、今後も映画同様、目が離せない二人になっています。

オススメ度 ★★★★☆ とにかく目が離せない二人です。

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2005年11月19日

メン・イン・ブラック2



2002年

監督 バリー・ソネンフェルド
出演 トミー・リー・ジョーンズ(K)
   ウィル・スミス(J)
   ララ・フリン・ボイル(サーリーナ)

〜5年前K(T・L・ジョーンズ)と共に、地球の危機を救ったJ(W・スミス)は、今ではMIBのエリート捜査官である。一方、Kは自身の希望により記憶を消去し、郵便局長として穏やかな生活を送っていた。
そんなある日、凶悪な異星人サーリーナ(L・F・ボイル)が、地球に隠されている秘宝を奪いに侵入してくる。秘宝の手掛かりを持っているのは、なんと記憶を消去したKだけであった。そこで、JはKに5年ぶりに再会して記憶を呼び戻そうとするが・・・。〜

前作より、ややコメディー色を薄めており、物語のベースとして恋愛を上手く絡ませている。登場人物たちの人間的側面を描いていることにより、共感を持ちやすくなっている作品に仕上がっています。

ただ、コメディー色が薄くなったとはいえ、笑わせるシーンも用意されているので、楽しめますよ!
例えば、Kとのコンビを解消いて以来、相棒に恵まれていないJは、とうとう、バク犬エイリアンのフランクとコンビを組むこととなる。
このバク犬フランクの表情やしぐさ、それに加え、セリフがアテレコされているのだが、それが抜群にあっており、とても愛嬌がある。
それが最も表現されているシーンが、車でのフランクとJのやり取りである。そこでの、フランクの表情やセリフには、フランクの魅力が凝縮されており、笑いを誘うシーンもあるので、お見逃しく!

それと、郵便局長として働いているKは、捜査官時代の記憶を消去しているにも関わらず、話し方や物腰は以前のままだったり、局員は、全て異星人だったりと笑えるシーンもあるので、こちらも、要チエックです!

このシーン以外にも、まだまだコミカルなシーンが用意されているので、お楽しみを!

尚、ベースにある恋愛に関するシーンについては、観てのお楽しみにということで、敢えて書きませんので、悪しからず・・・。

余談ではありますが、サーリーナ役の、ララ・フリン・ボイルは、あの「ツイン・ピークス」で、ローラの親友、ドナ・ヘイワード役だった女優さんです。
ツイン・ピークスのときとは、雰囲気が違っていたため、あらかじめ情報としては知っていたものの、なかなか同一人物だという感覚が持てませんでしたが、何とか最後には、一致しましたけどね・・・。

全体を通しての感想としては、シリーズ作品としては、前作より、物語もしっかりと練りこまれ、非常に良い娯楽作品として仕上がった作品であると考えています。

前作はチョッと・・・という方にも、オススメです。

オススメ度 ★★★★☆ あなたの隣にいる人も、もしかして・・・

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posted by Genken at 14:36| 兵庫 ☔| Comment(0) | TrackBack(2) | 映画(ま行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月18日

メン・イン・ブラック



1997年

監督 バリー・ソネンフィルド
出演 トミー・リー・ジョンズ(K)
   ウィル・スミス(J)
   リンダ・フィオレンティーノ(ローレル博士)

〜黒いスーツにサングラスの男K(T・L・ジョーンズ)により、異星人監視の秘密組織MIBのエージェントとしてスカウトされたジェームズ(W・スミス)。そこで、ジェームズは一切の過去を消し、MIBの一員として、エージェントJとなりKとコンビを組むことに。
一方、その影では地球に無断で侵入してきた異星人によって、とんでもない事態へと展開することになり・・・〜

この作品は、地球上には1500以上の異星人が姿を隠して存在しており、その異星人たちの監視を秘密裏にしている組織の捜査員たちの活躍を描いたSFコメディである。

1500以上の異星人ということで、色々なタイプの異星人が登場しており、その姿を観るのも楽しみ方のひとつです。
それと、ウィル・スミスのおとぼけぶりや、トミー・リー・ジョーンスのどこか抜けている雰囲気も楽しめますよ。

この主役の二人の掛け合いを観ていると、私の中では、タカ&ユージを連想させ、まるでこの作品が、「あぶない刑事」のSFコメディ版といった印象を抱かせます。
まぁ、どちらがタカでユージかは、その時の流れに身を任せ想像してください。

この作品を鑑賞した後は、きっと、ドタバタした感じの笑いが過ぎ去ったら、頭の中には、何も残らない、後味のない映画だと感じることでしょう。

何も考えらずに観て、その場だけの笑いを体感し、日頃のストレスを発散してはいかがでしょうか?

オススメ度 ★★★☆☆ 日頃ストレスを感じているあなたに!

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2005年11月12日

マイ・ボディガード



2004年

監督 トニー・スコット
出演 デンゼル・ワシントン(ジョン・クリーシー)
   ダコダ・ファニング(ピタ・ラモス)
   クリストファー・ウォーゲン(ポール・レイバーン)

〜生きる希望を失ったクリーシー(D・ワシントン)は、その為固く心を閉ざしている。そんなクリーシーに、かつての同僚であり先輩でもあるレイバーン(C・ウォーゲン)は、メキシコ・シティに住む実業家の9歳の娘ピタ(D・ファニング)のボデイーガードの仕事を紹介する。
最初は、気乗りしていなかったクリーシーだが、ピタとの交流を深めていくうちに、生きる希望を取り戻していくこととなる。
クリーシーに生きる希望の光が灯された矢先に、ピタが誘拐されてしまう。自身も負傷してしまうが、自分の命より大切なピタを奪われたことにより、復讐を誓うクリーシーだが・・・〜

冒頭のシーンにおいて、「中南米では60分に1件、誘拐が起きている。犠牲者の70%は生還できない。」という、クレジットが流され、白昼堂々と男の子が誘拐されるシーンから物語りは始まる。

営利目的の誘拐は、米国ではFBIの活躍により殆ど発生せず、日本でも滅多にない事件が、中南米では、60分に1件の割合で発生しているという。劇中で語られていることだが、ボディガードを雇わなければ、誘拐保険に加入出来ないという、恐ろしい現実がある。
誘拐保険という概念さえ持ち合わせていなかった私には、それだけで重たい気分にさせられてしまった。

それに加え、どうしてクリーシーがここまで生きる希望を失っているのかが、少ししか触れられずわかりにくい。全体を通して言えることだが、この作品では、虚無感が漂っている。
しかし、クリーシーとピタとの交流を描いているシーンは、ほのぼのとさせてくれて、唯一の救いとなっている。
ただ、ピタが誘拐されたことにより、そのシーンがあることにより、クリーシーが感じる怒りを観ているこちらに共有させるための演出であり、クリーシーが復讐する行為の正当化を図っているように感じてしまい、ある種の不快感が私の中に残ってしまった。

営利目的の誘拐という犯罪において、その営利にむらがる汚職警官や官僚がいて、まともな調査が出来ずにいるという構図を描いているあたりは、先に述べたような、異常ともいえる誘拐事件の発生率につながっていき、説得力はあるのだが・・・。

「目には目を」というやり方に対しては、抑止力と捉えれば賛否両論はあるのだろうが、個人的には、今の時代にはそぐわない気がいたします。

観終わった時、なにやら思いテーマを突きつけられた感じがする作品であり、ある意味、ずっしりと心に残る作品でした。

オススメ度 ★★☆☆☆ 私にはあまりにも重たい作品でした。

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2005年10月05日

マトリックス



1999年

監督 ウォシャウスキー兄弟

出演 キアヌ・リーブス(ネオ)
   ローレンス・フィッシュバーン(モーフィアス)
   キャリー=アン・モス(トリニティ)
   ヒューゴ・ウィービン(エージェント・スミス)
   ジョー・パントリアーノ(サイファー)

今いる、この世界は現実ではなく、作られた仮想現実である。とモーフィアスに告げられ、とまどう、ネオ。彼は、モーフィアスにより、コンピューターによって、支配される現実の世界を目の当たりにし、嘔吐する。

真実の世界をみんなに知らせ、機械からの支配を脱却し、現実の世界を自分たちの手に取り戻そうとし、戦うモーフィアス・トリニティたち。
真実を知りながらも、虚構の電脳世界に戻りたいサイファー。
自分が、救世主であると言われ、戸惑うネオ。

マトリックス3部作のなかでは、私は、この作品が好きである。

アクションシーンもさることながら、ストリーの設定もよく考え込まれ、なかなか考えさせられた映画である。
例えば、現実の生活の中では、選択という場面によく遭遇する。
身近なところで言えば、朝食は、食べるのか、食べないのか、食べるとしたら、パンなのか、ご飯なのか・・・。挙げれば、きりがないほどである。

生きていくうえでは、色々と選択の連続であるし、選択した答えが、正解なのか、それとも間違いなのかというのは、結果がでなければわからない。
たとえ、悪い結果がでようとも、ひとつの糧として自分の中で、処理できれば、成功へとつながる過程ともいえる。

ただ、サイファーのように、選択した結果が、間違いだと考え、現実逃避したくなるのも、現実には多々ある。そういう時に考えるのが、選択した事柄が、あってたらよかったのに・・・。
いつも、そうそう前向きではいられないのが、私の正直な心情でもある。

まぁ、できるだけ、前向きに考えようとはしてますが・・・

みなさんは、この映画を観て、どう思われましたか?
よろしければ、教えてください。

オススメ度 ★★★★★

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posted by Genken at 00:45| 兵庫 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(ま行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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