2005年 1月公開
監督 マーク・フォスター
出演 ジョニー・デップ(ジェームズ・バリ)
ケイト・ウィンスレット(シルヴィア)
フレディ・ハイモア(ピーター)
〜幼くして父親を亡くし、自分の殻に閉じこもった少年ピーター(F・ハイモア)。
そこにかつての自分と重なり合ったバリ(J・デップ)は、ピーターに想像力という翼を与え、かたくなになった心を解きほぐそうとする・・・。〜
永遠の名作といわれる「ピーターパン」の誕生の秘話を事実に基づきながら描いた作品である。
現実の世界から、想像力を使い幻想的な世界へと違和感なく、映像へと取り込むことにより、まるで夢を観ているような世界を、見事に表現しています。
物語は、1903年のロンドン。劇作家であるバリは、新作劇の不評により落ち込み、気分転換のために、公園にでかけ、そこで、若くして未亡人となったシルヴィア(K・ウィンスレット)と、4人の子供たちと出会うシーンから始まっていく。
幼くして父親を失った4人の子供たち、特に三男のピーターの複雑な胸中を、フレディ・ハイモアが見事な演技を終始披露してくれる。
物語が進んでいくうちに、それぞれにつらい現実が待ち受けている。その現実を受け止めながらも、想像力という翼を手にすることにより、幻想的な夢の世界であるネバーランドへと、それぞれが訪れていく。
バリはシルヴィア一家と、交流を深めていくことにより、逆に、妻メアリー(ラダ・ミッチェル)とは心が離れていく。このように、バリとシルヴィアの不倫が物語の側面としてあるのだが、友情という言葉に置き換えることにより緩和していこうと劇中では努力しているのだが、やはり、この要素が、常に頭の片隅に引っかかってしまうのが、この作品における唯一の難点といえば、難点なのだが・・・。
ただ、この点を差し引いても、個人的には、この作品が持っている魅力をおとすことにはなりませんでした。
最後で、バリとピーターが公園のベンチで交わす会話のシーンは、感動で涙が自然に頬へと伝わりおちていきました。
オススメ度 ★★★★★ 想像力という翼を手に入れましょう!
ランキング今日は何位?
フレディくんは見事な演技でしたよね。私も感動して泣いた作品です。
コメント&TBありがとうございます。
本当に、フレディくんの見事な演技には感心しました。
それでは、失礼します。
大人にもピーター・パンの魅力を再認識させる
凄い作品だと感じました。
そのおかげでピーター・パンを今後追い中です。
これは皆さんが◎を付ける作品でしょうね?
また、お邪魔します!
P.S.
ナッシュ・ブリッジズの件ですけど
僕は地上波を録画して見ています。
どこかにビデオあると良いのですけど..
情報があったらお知らせします!
コメント&TBありがとうございます。
本当に、大人でもピータ・パンの持つ魅力を再確認させる作品でしたね。
作品がどのように出来上がったのかは、普通では考えなくて当然なんですが…。
遠慮なく、遊びに来てください。お待ちしております。
ナッシュ・ブリッジスの件なんですが、情報があれば是非教えてください。
お手数をお掛けします。
それでは、失礼します。