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2005年10月12日

国際テロ



〜本書は、9.11同時多発テロを未然にふせげず、その後の捜査でも目立った成果をあげられずにいる、既存の情報機関や捜査機関へのいらだちから、トム・クランシー(=ジャック・ライアン)がつくりあげた、情報収集・分析力、攻撃力ともに抜群の“対テロ秘密結社”の物語だ(引用 訳者田村源二氏の帯より)〜

ジャック・ライアン・シリーズ12作目

新しい情報機関“ザ・キャンパス”がジャック・ライアンの発案により、設立され活動を開始する。

いかなる国家組織にも縛られずにテロの脅威を発見して、未然に防ぐための極秘組織である。

大学を出たばかりの、ライアン・ジュニアは、これが父の構想であるとは知らずに、分析官の職を得る。同時期に、ライアン・ジュニアの従兄弟の双子FBI捜査官のドミニク・海兵隊のブライアンも、密かにリクルートされた。


〜上が情報分析を誤り、状況を読みちがえ、間違った判断を下すと、下の兵隊が死ぬ。誤りをおかした者の位が高ければ高いほど、その結果は重大なものとなる。(トム・クランシー 文中より)〜

ライアン・ジュニアは父親譲りの鋭い分析力で、ある銀行口座の不審な金の動きに気づいた。それは、多数の犠牲者を出した国際テロ事件と結びつく手がかりとなる。

新しく開発された究極の暗殺兵器を手にしたドミニクとブライアンに、とうとうテロ排除命令が下る。
ジャック・ライアンシリーズ12作目にあたるこの作品は、ジャック・Jrが主人公となっている。

あの、「愛国者のゲーム」の最後に、嵐の夜に生まれた赤ん坊が・・・。と、
まるで知り合いの子供が、いつの間にか大人になったという感覚を覚えたのである。

ただ、そういう感覚を抱いたのは最初だけで読み進んでいくと、肝心の内容が、テロを未然に防ぐために、テロの首謀者や支援者までも標的にして殺してしまうという、安直なストーリーには、愕然とせざるを得ない。

前々作の「レインボー・シックス」の対テロ特殊部隊は、まだテロの抑止力につながるので、まだ、読み応えもあり、理解も出来るのだが・・・

今作品の、“ザ・キャンパス”の存在意義すらも甚だ疑問であるし、テロの首謀者や支援者を発見し、暗殺まで行うという手法は、実に理解不可能である。

しかも、影響力の大きい作家が書いた作品であるから、非常に残念で腹立たしい気持ちである。

オススメ度 ☆☆☆☆☆ 今回は0です。何とか、次回作に期待したい。

ランキング今日は何位?
posted by Genken at 23:17| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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