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2005年10月01日

ニュースの天才



2004年

監督 ビリー・レイ
出演 ヘイデン・クリステンセン(スティーブン・グラス)
   ピーター・サースガード(チャック・レーン)

ワシントンD・Cにある、"THE NEW REPUBLIC"(ニュー・リパブリック)は、数ある雑誌の中で、唯一、アメリカ大統領専用機に置かれてある雑誌であり、最も権威ある政治マガジンと言われている。
この作品は、1998年にそのニュー・リパブリックに勤めている、人気ジャーナリスト スティーブン・グラス(H・クリステンセン)による、記事の捏造事件の実話に基に、再現した社会派ドラマである。

この作品を理解するために、次の3つの言葉の意味をかみ締めることが必要である。

(事実)・・・現実に起こり、または存在する事柄。本当のこと。
(脚色)・・・事実に色づけして、面白くすること。
(創作)・・・事実ではなく、想像によって創り出すこと。または、その話。

今、情報が錯綜する中で、どれだけの事実が語られているのだろうか?
事実だけでは、物足りなくなり、脚色を求めているのは?
脚色を通り越し、いつの間にか、創作の情報を流されているのでは?

色々と、問題を投げかけている深い映画でした。
昨今、大手新聞社の記事捏造事件や、朝の報道番組である民放の某コーナーで、やらせが発覚したりと、色々と問題になっている。

何故、これだけ大きな問題に発展するのか、理由をマスメディアの関係者には、再考してもらいたい。新聞記事や、雑誌に掲載される記事。TVで流されるニュースというのは、民意を容易に変えてしまえるほどの、力が存在しているからである。その力を意識せずに、軽々しく考えている記者や、ジャーナリストがいるのは、非常に怖い世の中である。
色々なニュースや、報道に対して、流されず自分なりの意見を持ち続けることが重要というメッセージかな?と考えてしまいます。

それ以上に、この映画をみて感じたのは、普段の生活の中にも入り込んでいる、さまざまな嘘。そして、その嘘で、自分で自分の首をしめているのを分かりながらも、色々と嘘を積み重ね、結局自滅していった経験が、思い出したくもないし、認めたくもないが、私にはあります。

そして、物語が進んでいくうちに、その自分の嘘をひとつひとつ剥がされていく錯覚に陥りそうになり、非常に胸が痛みました。多かれ少なかれ皆さんもあるのでは?

私にとって、この映画は社会派ドラマというより、ホラー作品でした。

オススメ度 ★★★★☆  自分に嘘がなければ・・・ もっと楽しめたかも?

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posted by Genken at 15:34| 兵庫 ☁| Comment(5) | TrackBack(8) | 映画(な行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
TBありがとうございました<(_ _)>
自分が普段見たり、聞いたり、読んだりするもののうち、どれだけが真実であり、どれだけが嘘なのか。
本当は全てが嘘なのかも。
と疑ってしまいそうになる映画でした。
またお邪魔しに来ます<(_ _)>
Posted by diaboro at 2005年10月17日 23:59
TBありがとうございました。非常に詳細に感想を述べられていて自分の一言感想が恥ずかしくなってしまいました。。。TBして頂けて光栄に思います。コメントまで頂き。
ほんと嘘はいけないですね。自分と立場を置き換えて考えてしまうとほんと怖い内容です。
また遊びに来させていただきます。
Posted by ヒロ at 2005年10月18日 10:49
>diaboroさん
こちらこそ、コメント&TBありがあとうございます。

普段、自分が接している情報がどれだけ、嘘があるのか、それとも真実はどこまでなのか?全てがあやふやで、疑いだしたらキリがないですよね。
せめて、自分を信じなければ・・・
まぁ、そういう自分が一番信用できないんですけど(笑)
遠慮なく、来てくださいね。私からもお邪魔しますので。

>ヒロさん。
こちらこそ、コメント&TBありがとうございます。
本当に、嘘はいけません。何度もそういう経験をしているのに、また同じ過ちを犯してしまうんですけど・・・
是非、遊びに来てくださいね。こちらからも、伺いますので!よろしくお願いします。
Posted by Genken at 2005年10月18日 23:55
こんばんは。
TBさせて頂きましたショウセイです。
コメントを頂き、ありがとうございました。
嘘を重ねていくグラスが嘘を重ねていくシーン、ヘイデンの演技が良かったせいか、思い切りイライラさせられました(言い訳がましい表情がすごく良かった)。
能力主義で上に行けるというアメリカの会社ならではとも思いましたね。
Posted by ショウセイ at 2005年10月20日 00:47
>ショウセイさん

こちらこそ、コメント&TBありがとうございます。
嘘を重ねていくシーンは、私も、本当にイライラさせられました。
また、遊びに来てください。こちらからも、伺いますので、よろしくお願いします。
Posted by Genken at 2005年10月20日 06:27
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