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2006年11月13日

攻殻機動隊 SAC 第八話 恵まれし者たち



第八話 恵まれし者たち

 ある6歳の少女が心臓の臓器移植を受けた。ところが、臓器の提供について不審な点があると素子の友人から知らせを受ける。そこで9課は海外マフィアによる大掛かりな臓器密売という線を視野に入れ調査を開始する。ところが、事件は思わぬ方向へと展開していくのであった。

 このエピソードを通して垣間見えてくるのが、何ひとつ不自由のない生活を送りながらも、自分の欲望を満たすためには、手段を選ばず、他人を顧みないという現代社会が抱えている闇の部分である。その闇の部分に光を照らしてくれる言葉がある。それは因果応報である。辞書を引くと、”人の行いの善悪に応じて必ずその報いが現れること”となっている。

 物語が進んでいく上で、犯人が判明し草薙が追いつめていく上で、この因果応報という言葉が思い浮かぶのである。

 先にも述べた通り、何ひとつ不自由のない生活を送りながらも、このような犯罪に手を染めるといった行為は、何も臓器密売といった犯罪だけではない。身近なところで思い浮かぶのは、万引きである。貧しくて万引きするのではなく、その商品を購入するだけのお金を持っていながらも、万引きをするというのは、どういう心理からなのか?スリルを求めたりしているのだろうか?それとも、癖となっているのか?このような行為をしてしまう心理とは、おそらく、何かが欠けている、あるいは足りないといった空虚感や欠如感に支配されているからだと考えてしまう。

 このような、空虚感や欠如感を埋めるのは何が必要なのだろう。それは幸せに対しての認識の仕方によって変わってくるのではないかと考える。どういった尺度で幸せを測るのかが非常に大切なのではないだろうか。人によっては、拝金主義に走ったり、心の自由、つまり精神的に楽な状態が幸せと考える人もいるだろう。

 僕としては、拝金主義といった考え方にも魅力を感じずにはいられないが、結局は、心の自由(精神的に楽な状態)を選ぶであろう。今まで生きてきた中で、色々な人生の垢がこびりついているのを、自分と対話をすることによって、本当に自分がしたいことや、出来ること、出来ないことを冷静に分析して、本当に何をしたいのかを、これから先の人生、いや死ぬまで、問い続けていくことであろう。

 ひょっとしたら、今での自分では考えられないことが出来るようになるかもしれないと考えると、何となく自信というか前向きに生きていけるような感じがして、非常に楽しみである。

 このエピソードで描かれているのは、ひと言で要約すれば”因果応報”である。この”因果応報”といた言葉を胸に刻み付けて生きていきたいものである。

オススメ度 ★★★★★ ちょっとでも良いから人に優しく接することができれば世界が少しだけ開くかもしれない。

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posted by Genken at 23:55| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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