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2006年11月05日

おとなの小論文教室。



 ”自分の想いを表現する。”

 ブログを書いていて思うのは、この自分にとっては”自分の想いを表現する”という作業が非常に難しいと感じる。何故かといえば、映画、ドラマ、アニメなど、自分が感動したり、共感したりした感情というのは容易に言葉に置き換えられないからである。こうした言葉に置き換えられない感情。これをどうやって自分の言葉にしていくのかが、自分にとっては大きなテーマであったりテーゼであったりする。

 そのために、色々と文章の書き方に関する書かれた本や、色々な人のエッセイ、小説などを読みあさり表現の幅を広げようとしている。人、それぞれ文体が違うので全てにおいて参考になるかといえば、そうでなかったりする。ただ、その中で自分の好きな文体というかスタイルが見えてくる。色々な本を読むという行為は、”自分の想いを表現する”ということに関して考えると、ムダにはならない。だから、本を読むのも好きである。

 その中で、”自分の想いを表現する”といった点で非常に参考になったのが、「おとなの小論文教室」(山田ズーニー著、河出書房新社)である。いかにしてうまく文章を書くという技術のみに終始していないからである。この本で書かれているのは、単なる技術論ではなく、自分が表現したいという気持ちに対してどのようにアプローチすれば良いのかが丁寧に書かれているからである。この本を読み終えたときには、今まで、自分の中でモヤッとしていた感覚はなくなったことに気がつく。本当に参考になっており、自分の中では、文章を書く時の指南書としている。一度、是非手に取っていただきたい本である。

 特に一番印象に残っているというか、参考になったのがあとがきの変わりに書かれてある”「ほぼ日」コラムを書きはじめた理由”の中で書かれている一文である。以下抜粋してみる。

 「インターネットの中では、人の「想い」みたいなものが、リレーされ、たえず激しく駆けめぐっている。
 一度は、閉ざされたと思った私の「想い」は、私の知らないところで、後輩に大切に受け取られ、ネットの中をリレーされて、再び私の元へ返ってきた。
 現実の世界でも、もちろんそういうことは起こるが、ネットはとにかくそのスピードが速く、めぐる範囲が予想もつかないほど広い。
 たとえ匿名でも、ネットの中に唾を吐けば、予想外の広範囲を乱反射して、速いスピードでその人のもとへ返ってくるんじゃないだろうか。それを考えると、どんな小さなネガティブも、ネットに流す気はしない。
 きのう、遠くにいる人の想ったことが、今日は、自分の現実を動かしている。」

 以上、上記のように書かれているように、ネガティブな感情をネットに流す気はしない。この言葉を胸に刻み付けてブログを書いている。というのも、ブログを書いている以上は、読んでいる人が、不快に感じさせることよりも、ちょっとでもいいから前向きな感情が伝えられたら良いという気持ちで書き続けているし、これからも書き続けていく所存である。

 何とか、今後もブログを書き続けていき、表現の幅をひろげ、読んでいる人に、ちょっとでも参考になったり、ホッと出来たり、時には笑いを提供出来るような文章を書けるようになりたいものである。

オススメ度 ★★★★★ ”自分の想いを表現する”幅を少しは広げてくれる一冊となります。

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posted by Genken at 23:08| 兵庫 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本(実用書・その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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