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2006年11月04日

攻殻機動隊 第六話 模倣者は踊る



第六話 模倣者は踊る

〜ナナオが仕組んだ分割型遅効性ウイルス。それは、大堂総監の警護にあたるSPの指揮官に向けてのものだった。ウイルスに感染した指揮官は大堂総監に襲いかかるが、間一髪のところで草薙が助けに入る。からくも襲撃から救助したものの、草薙は総監を安全な場所へと移動させようとするのだが、次々に暗殺者たちがあらわれる。この切迫した状況を打開しようとするのだが……〜

 このエピソードでは、第四話から総監暗殺予告から始まった物語に対して一応の収束をみせることになる。

 見所は、次々に大堂総監の暗殺者たちが現れるとこにある。その危機に対しての草薙の動きや、その後の調査によって新たに謎が出てくる点にあるところだろう。ナナオが仕組んだ分割型遅効性ウイルスは暗号変換キーを持つ指揮官のみに発症するタイプだったのに、何故、次から次へと暗殺者たちが現れたのか?暗殺者たちを取り調べたものの、洗脳や電脳汚染といった外的要因はない。しかも、自分自身が”笑い男”だと信じて疑わないものや、犯行予告に触発されたものや、啓示を受けたと信じるものたちまで出てきたりする。

 荒巻や素子はこの現象をSTAND ALONEの複合体であり、”笑い男”のオリジナルは存在しないのではないのかと推理している。
 STAND ALONEの複合体とは?
 つながりを持たない個。もしくは個人。そういった存在が、少しでもつながりを持ちたいために、”笑い男”の犯行予告に呼応したということなのだろう。

 実生活においても、STAND ALONEといった感情を覚えることはないだろうか?職場や、近所付き合いのなかで、ふと感じる孤独感。人とつながりを持てない。もしくは、人間関係においてわずらわしさを感じ人とつながりを持つこと自体を拒否したりしてしまう。ほとんどの場合は自分の思い込みや勘違いで生じる対人関係において生じる誤解が原因なのではないだろうか?ただ、人とつながりを持てなかったり、持ちたくなかったりしたとしても、潜在意識の奥底では、やはり人とつながりを持ちたいと感じていると私は考えるのである。

 というのも、自分自身を振り返ってみると、いきなり孤独感を感じたりすることはあるし、対人関係が煩わしく人と距離を取ったり、もしくは離れてみたり。ただ、心の奥底では、「自分をわかってほしい」、「理解してほしい」といった漠然とした感情が存在することは否めない。先に紹介した第三話の「ささやかな反乱」にでも書いたように、人は何かに依存しているのであろう。その対象が、物であったり、時には人であったりすることだろう。

 本当に奥が深いアニメである。短い時間の中でもしっかりとメッセージというか問題を投げかけてくる。それに対して自分なりに答えを出したり、感じたりすることが大切だと考える。必ずしも自分の解釈が正解じゃなくてもいいのである。自分なりに考えたことや感じることが大切なのだから。

オススメ度 ★★★★★ あなたは何に依存していますか?

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posted by Genken at 23:05| 兵庫 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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