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2006年11月03日

攻殻機動隊 SAC 第五話 マネキドリは謡う



第五話 マネキドリは謡う

〜インターセプター不正使用疑惑の釈明会見上で6年ぶりに姿を表したと思われる”笑い男”。その会見上にて”笑い男”ともくされる人物は大堂総監の暗殺をほのめかしたのであった。だが、荒巻はこの状況は警視庁の自作自演だと推理する。と同時に”笑い男”の最重要参考人としてナナオが浮かび上がる。この時期になぜ最重要参考人があらわれたのかを不審に思う9課のメンバーたち。そこでナナオの人物調査、背景、裏付けをとるために捜査を開始する。一方、草薙は独自の視点で”笑い男”事件の全体像をつかむために単独行動をとる。そこで得た情報をもとに彼女は大堂総監の警護にあたることにする。〜

 このエピソードでは、9課の情報収集の能力や分析の高さが描かれている。それは、”笑い男”の最重要参考人であるナナオの聞き込みによって得られた情報を、荒巻に対してイシカワが分析し説明しているシーンにおいて顕著に表されている。

 「必ずナナオを称賛する傾向が認められました。これは強制認識プログラムによる傾向かと思われます。しかも、その中で語られるナナオの人物像は微妙ではありますが1人称をなしておらず、何人かの人格を合成して作ったものであることが判明。なのに、証言内容自体は1人称的文体をなしていないにも関わらず、ナナオの写真をナナオ本人と認めている。」(イシカワ)といったように、電警でも見破られなかった、巧妙に上書きされた記憶の改ざんを見抜くのである。

 それに加え、草薙素子の全体を俯瞰して状況を把握する能力に長けている。外部記憶装置によって、”笑い男”事件の全体像をつかもうと、警察内部にある資料だけでなく、”笑い男”によって引き起された全部の事件を報道しているメディアからも情報収集をしている点である。例えば、次のようなやり取りがメディアによって報道されているシーンがある。「一人称から三人称にすり替わっている。」「それは記号的妄想。ネット社会の暗部から自然発生的に産まれてき生命体。すなわち、つながりを持たない共犯者たちに引き起された複合的な事件」などと、TVで評論家が言っている言葉に対しても耳を傾けている。このように、情報を多角的に見るというのは、普通の生活や仕事においても参考になるのではないだろうか?

 それと不思議に感じるのは9課のメンバーそれぞれの個性が強い。しかし、その個性がケンカすることなくうまい具合にまとまっている点である。その理由は、荒巻が素子に対して言ったセリフに表れている。

 「われわれの間には、チームプレーなどという都合の良い言い訳は存在せん。あるとすれば、スタンドプレーから生じるチームワークだけだ。」

 このセリフこそが、公安9課をうまく表現している。荒事だけでなく情報戦(電脳戦)においても優秀であることを証明されているエピソードと言える。是非とも、このエピソードでは各人のセリフや言い回しを堪能してください。

オススメ度 ★★★★★ 情報を多角的に見るということを心がけたいものです。

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posted by Genken at 23:13| 兵庫 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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