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2006年10月25日

攻殻機動隊 SAC 第三話「ささやかな反乱」



第三話 ささやかな反乱

〜同機種のアンドロイドの自殺が続けて起きる。この事件の背景にあるものを探るために、9課が捜査を担当することになる。果たして、これは新手のテロなのかそれとも……〜

このエピソードの背景を理解するためには、中島らも氏のエッセイに書かれていた文章がピッタリと当てはまると言える。以下は氏のエッセイで「心が雨漏りする日には」より引用させてもらう。

「プラトンの言葉で、「人間はもともと球体をした生き物で、それが半分に断ち割られて今の姿になった。だから自分に欠けている片方を探して回るのだ」
多かれ少なかれ、人は何かに依存して生きている。(中略)この依存するという行為は、自分の欠けている部分を埋めようという行為なのだと思う。欠けているところがあれば、そこを埋めようとするのは実に自然な感情で、だから人は何かに依存することで、自分の穴を埋め続けていくのだ。」

このようなことを鑑みると、われわれの人間が抱えている業とも言える心理をズバリ言い当てているのではないかと思ってしまう。

やはり、人は何かに依存しているのである。自分を振り返ってみると、タバコやお酒、古くからの友人や家族に依存しているのは事実である。

もっと掘り下げて考えてみると、「ないものねだり」「隣の芝は青くみえる」といったことわざがあるように、このような感情を抱いたことはないだろうか?

私なんかは、そういう感情によく支配されることがある。その度に自己嫌悪を覚えたり、逆にモチベーションが高まるといった感情が交互にあらわれてしまい、自己矛盾に悩んでしまうことが多々ある。

自分では出来るだけ整合性を保とうとしているのだが、知らず知らずのうちにいつの間にか、整合性が崩れ矛盾が顔を出してくる。

そういったことを踏まえて、自分や社会全体においても自己矛盾を内包しているものだと考えて生きていったほうが、意外と楽に生きていけるかもしれない。

やはり、攻殻機動隊は非常に奥の深いアニメと言える。
これが私の心を惹き付けてやまないのである。

是非、攻殻機動隊の世界に触れてみて下さい。オススメですよ。

オススメ度 ★★★★★ 自己矛盾を肯定することもひとつの生き方と言えるのでは?

ランキング今日は何位?


posted by Genken at 00:11| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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