2005年12月公開
監督 ディーン・パリソット
出演 ジム・キャリー ティア・レオーニ アレック・ボールドウィン
ある日突然会社が倒産してしまったら。家のローンや車のローンなどさまざまな負債を抱えることになる。貯金を切り崩していってもいつかは破綻が訪れる。この作品はそんな悲喜こもごもを描いた作品である。
IT企業ではたらくディック(J・キャリー)は順風満帆に仕事をこなしていく、妻ジェーン(T・レオーニ)と息子ビルとともに3人で幸せな毎日を送っていた。マイホームも手に入れ、部長への昇進も決まって、まさに幸せを絵に書いたような人生を送る。しかし、そんな幸せも長くは続かなかった。会社は突然倒産してしまう。思い詰めたディックとジェーンはコンビニを手始めに強盗を決行する。もともと勤勉な彼らは、犯行を重ねるごとに腕を上げていき、その手口も洗練されていくのだった。
この作品は、ジョージ・シーガルとジェーン・フォンダの共演で77年に製作された「おかしな泥棒ディック&ジェーン」を、ジム・キャリーとティア・レオーニでリメイクした痛快コメディとなっている。
コメディ作品だが、個人的には笑えない心境だった。現在の僕は無職。面接に行くものの落とされてばかり。そんな日々が続き、大切にしていたDVDや本、書籍などを売り、生活の足しにしていた。ディックとジェーンも売れるものは売り、子供が楽しみにしているTVまでも売ってしまう。とうとう売るものもなくなり、明日までに家のローンを支払わないと家を追い出されてしまう。そんな状況も僕は経験していたからだ。
個人的な感情はさておき、見所は、多くの失業者を出しながら、トップである社長(A・ボールドウィン)は自ら極秘裏に自社株の売却をしてただ一人巨万の富を得る。そんな元社長に用意周到な復讐計画を立てるところである。最後の最後で見事な手さばきで復讐を果たすところは痛快である。
ただ、先述したとおり強盗になるまでの過程が僕の歩んできた人生とオーバーラップするところがあるので、観ていて身につまされるほど痛かった。その分、笑えない作品となった。まあ、基本的には楽しめる作品なので、時間があれば観ても良い作品と言える。
オススメ度 ★★☆☆☆ 観ていて身につまされる作品でした
ランキング今日は何位?
【関連する記事】
もしよろしければ、リンクに追加していただければと思いコメントさせて頂きました。
よろしくお願いします。
注目銘柄を毎日公開するブログ
http://sweek5blog.blog89.fc2.com/
コチラこそ初めまして。
リンクするのには別に構いませんが、僕のブログでは株に関する記事など書いていないのですが、それでも宜しいんでしょうか?
取り敢えず、ブログリンクしときますので、ついでに僕のブログもリンクしといて下さい。
それでは、失礼します。