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2008年07月30日

セブン(2回目)



1996年1月公開

監督 デヴィッド・フィンチャー
出演 ブラッド・ピット モーガン・フリーマン グウィネス・パルトロウ

 キリスト教の七つの大罪として、憤怒・嫉妬・高慢・肉欲・怠慢・強欲・大食が列挙されている。人は多かれ少なかれこの七つの大罪について欲求を持っている。キリスト教徒でない僕としては、この七つの大罪の意味するところは分からない。でも、人それぞれがさまざまな欲望を持って生きているということは確かである。

 この物語は、このキリスト教の七つの大罪になぞられて起こった連続猟奇殺人事件だった。退職間近のベテラン刑事サマセット(M・フリーマン)と若手刑事ミルズ(B・ピット)が手を組み事件の担当として調査を開始するのだが……。

 見所は、サマセットとミルズの生き方の違いである。几帳面でいて日々おこる犯罪にうんざりしているサマセット。それとは対照的に血気盛んで正義感が強く、少しだらしないのないミルズ。そしてキリスト教の七つの大罪になぞられて次々と起こる猟奇的殺人事件。この正反対な二人がそれぞれ違った観点から調査をするところはとても斬新でいて面白く且つ秀逸である。人が持っている残虐性。七つの大罪を大義名分にして自ら行った殺人の正当性を主張するジョン・ドゥ(K・スペイシー)。日本ではあまり馴染みのない七つの大罪だが、分かりやすく丁寧に描いているので、変に難しくないところである。

 例を挙げると、大食である肥満の男がパスタの上に顔をうずめて死に、強欲な弁護士は高級オフィスビルで殺されている。といった具合に事件が展開していく。これほど分かりやすく描かれているのである。そして衝撃のラストシーン。賛否両論あるだろうが、僕としてはあれで良かったと考えている。劇中おこされた殺人事件のすべてはあのラストシーンに向けての序曲に過ぎなかったことを思い知らされる。

 人が持つ弱さ、脆さ、といった側面をも持ち合わせている。サイコ・スリラーとしての作品では、あの羊たちの沈黙と同等に群を抜いている。至極の作品といっても過言ではないだろう。何度観ても飽きない作品である。一度観た方は、もう一度是非観てもらいたい作品である。もちろん、未見の方にも観てもらいたい作品である。かなりオススメです。

オススメ度 ★★★★★ 衝撃のラストシーン。目を背けずに観られますか

ランキング今日は何位?
posted by Genken at 07:22| 兵庫 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画(さ行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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